我が恋は
花篭・・真美

真美の世界に     鈴虫の部屋に

わが恋は深山霧島踏み分けて見失いたる帰るしるべを・・風香花

道ならぬ恋と思えばいやましぬ激しき雪の広野を行く・・・真美

花氷かの恋のことふと思う儚き夢よ 哀しくもあり・・・・・・・・漁火

君去りぬ日々の哀しみ誰(た)が知るぞ虚無のみ増せる胸に氷雨が・ひさし

とまどいて前に進めぬわが恋を命短し夏虫が笑う・・・・・・・希夢

省みて恋の数指折れば燃えたその日の何にたとえん
        思い出の中に華やぐ宴こそ生きたしるしと心静まる・・きくこ

紅に染まるが如し酔芙蓉焦がれし君が十六夜の月(いざよいのつき)
                                   ・・・YUKIKO